①ニールが「Magic and Mystery in Tibet」にて「化身ラマ」としてのsprul skuの意味をthought-form(想念形体)のような霊的存在の究極版と勘違いした
②ニールが「Magic and Mystery in Tibet」にてダライラマ13世による「菩薩による化作」という意味のsprul paの解説をマジカルな創造行為として捉えた上に、sprul skuと混同したため、sprul pa および sprul skuを、thought-formの下位版(霊体)および上位版(生身)だと勘違いした
③林陽氏が「チベット魔法の書(邦訳)」で、原著でダライラマ13世がsprul paについて「あらゆるものを好きなように生み出せる」という解説について「この表現は象徴的な意味もある」と書いていたのを省略した 
④「ファウスト博士」の著者が「チベット魔法の書(邦訳)」を読んでtharpa(タルパ。ニルヴァーナ、涅槃)とsprul pa(トゥルパ)を混同しため「不思議な存在を生み出すチベット密教の秘儀」という感じの理解になった可能性。チベット魔法の書では「tharpa」を「タルパ」、「sprul pa」を「トゥルパ」とちゃんと書き分けている。
⑤「ファウスト博士」でタルパが紹介されたが著者の渡辺氏のオリジナル要素が多分に加えられた(人形に向かって話しかけるなど)